Updraft Plusで設定ファイルも保存する
この記事は、
Wordpressの便利なバックアップ/リストアプラグイン - UpdraftPlus リストア編
の追記です。
さて、実際にリストアをやってみて、UpdraftPlusの威力を実感したのですが、こうなると、wp-content以下以外の場所に保存してある設定ファイルなども自動バックアップしたくなります(笑)。
殆どの方はホスティングサーバにsshログインして作業はしないでしょうから、そういう方には使えない手なのですが、もしsshログインが出来るサーバーだったら試してみてはいかがでしょうか。
wordpress/wp-contentの下に、miscディレクトリを作成。
shellから以下のように入力($はプロンプト)。ただし、wordpressはpublic_html直下のwpという名前のディレクトリにインストールされている、と仮定。
#以降はコメントです。
$ pwd # public_html直下にいることを確認 $ cd wp/wp-content $ mkdir misc
設定ファイルをコピー
$ cd misc $ cp -rp ../../wp-config.php . $ cp -rp ../../.htaccess .htaccess_wp $ cp -rp ../../wp-admin/.htaccess .htaccess_wp_admin $ cp -rp ../../../index.php . $ cp -rp ../../../.htaccess .htaccess_top $ ls -a # 全てのファイルがコピーされているか確認する。 $ chmod 604 .htaccess* # .htaccessからグループのアクセス権を消去
このうち、.htaccess関係は、存在していないものもあると思います。
(xrea, coreserverユーザの方は多分wp-adminの下の.htaccessを弄っているはず)
また、5,6行目は、wp以下にwordpressをインストールしているが、アクセスしたときにはwpの文字をURLから抜く設定をしている人向けです(つまり、wpのインストールディレクトリと、公開ディレクトリが異なる人向け)
要するに、wordpressを動かすのに必要なものは、wordpressのソースファイル以外全てmiscにコピーしてしまえ、ということです。
設定ファイルをシンボリックリンクに変更
こうやっておいて、現存する設定ファイルをmisc以下のファイルへのシンボリックリンクに置き換えます。
$ cd (行き先を指定しなければ、ホームディレクトリに移動します) $ cd public_html/wp $ rm wp-config.php; ln -s wp-content/misc/wp-config.php . $ rm .htaccess; ln -s wp-content/misc/.htaccess_wp .htaccess $ cd wp-admin $ rm .htaccess; ln -s ../wp-content/misc/.htaccess_wp_admin .htaccess $ cd ../../ $ rm index.php; ln -s wp/wp-content/misc/index.php . $ rm .htaccess; ln -s wp/wp-content/misc/.htaccess_top .htaccess
以上で、設定ファイルその他が全てシンボリックリンクに置き換わりました。
今後は、これらのファイルの設定を変更するときにmisc以下のファイルを変更するようにすれば、あとはUpdraftPlusが自動でバックアップしてくれるので、いきなりwebアカウントが消去されても、「リストア編」の要領でwordpressを新規インストールして復旧したあと、miscディレクトリからシンボリックリンクを張り直すだけで完全復活します。
……なんでこんな記事書いたかというと、Coreserverからの更新時期メールがこの1ヶ月でまったく届かなくなり、更新わすれてさくっとアカウント消されたから、なんですけどね……(-_-);;
(サポートに泣きついて復活してもらったが。)
サポートとのやりとりの結果、ValueDomain側はメールを送信していたと判明。で、iCloudメールが怪しいと、連絡メールアドレスをniftyに変えてみたら届きました……
mac.com→mobileme→iCloudと使ってきましたが、iCloudになってからホント最悪です。突然勝手にいままで迷惑判定していなかったメールを迷惑フォルダに突っ込むようになるわ、今回に至っては、どうやら特定単語が含まれるメールは自動的に破棄して送信側にも受信側にも連絡しない、というとんでもない仕様にひっかかった模様。
このフィルターは、ユーザの受信箱に届く前に行われるので、ユーザ側がいくら迷惑メール設定をオフにしても無駄なのです。
特定単語といったって、ホスティングサーバからの更新お知らせメールに一体どんな危険な単語が隠れてるっていうのさ?!
メインアドレスとして使ってきたので残念ではありますが、今後はもうiCloudメールは信用できないものとして、別サービスに重心を移す必要がありそうです。
タダメールだからって言われてもさ、、あたしゃ、mac.comからの使い手で、そのころはちゃんと金払って使ってたんだよ!!
フリーメールは信用できないから、わざわざそうしてたのに、勝手にフリーに移行して不都合は我慢しろってのはあんまりじゃないかApple。
だったら、フィルター通す前に他アドレスに転送する機能つけろ、とマジ思います。
大体、これが実際の郵便なら、他人への郵便物開けて検閲するのも、勝手に消すのも犯罪なんだよ。。
ネット上では、スパム撃退、犯罪防止の名目のもと、そのへんがどんどん何でもアリになっている印象を受けますが、そのへん、どこの会社ももうちょっと慎重になった方がいいんじゃないですかね? と思う今日このごろ。
しかし、度々SPAM判定されるValueServerもどうかと思うので、ValueDomainのサービスを使っている方は、更新通知用メールアカウントをもう一つ登録しておくことを強くおすすめします。(更新通知のみ、2カ所に送る設定ができます)