渡米生活。(日記)

渡米生活。本家から切り離しました。あまり渡米生活に関係のないプログラムネタや音楽ネタなど。

ブラームスのviolaソナタ

こう書くと、「違う!クラリネットソナタだ!」と怒る人が居るのは承知の上で(笑)。

今日Venice Classic Radioから聞こえてきたブラームスヴィオラソナタ。えらく艶っぽい音で驚きました。ちょっと前まで(といっても、10年近く前か、、、)ヴィオラのソロ曲といったら、渋い音の録音ばかりだったのにな〜。

Viola : Danilo Rossi
Piano : Stefano Bezziccherl
多分このCDだと思う。

YouTube でちょっとだけ聞けますよ。

YouTubeの音質はかなりひどい(その結果細かい表現は潰れてしまう)ので、そのへんは割引いてご鑑賞下さい。ラジオの音はもっとずっとよかったです。

演奏は結構遅めです。
実は、驚いたのは、びよらでもこのくらい音に表情つける人が出て来てるんだな〜、と。遅いから、伸ばす音に表情がないとごまかしがきかない。
演奏については色々解釈が別れるだろうし、「え〜ここまでやる?」ってくらいねちっこい部分もあるのですが(笑)。
しかし、このくらい自在に音を出せるようになったらええやろな、と思わせるモノはあります。
(あ、でも呼吸音入っちゃってるから、そういうの駄目な人は注意。)

白状すると、私、びよら奏者のびよらCDっていまひとつ、、って印象が強くて、ばよりん奏者が持ち替えで演奏した録音の方が好きなものが多いのです。
ばよりん奏者がびよら持ち替えにすると、あんまりぴよらっぽい音がしないのだけど、音楽的には、そっちの方がいい演奏が多いと思う。
それは主に、びよら奏者の録音は伸ばす音にあんまり魅力がないから、だったのだけど、そういう先入観も捨てる時代がきたのかもね。
ちょっと、買っちゃおうかな、コレ(笑)DVDだから勉強できそうだし。
(でも、画面見ない方が表現はよくわかるけどね。音の処理とかかなり丁寧。)

Venice Classic RadioはクラシックFANには結構有名なインターネットラジオです。
24時間、タダでクラシック音楽の放送が聞けます。
こういう地方のチャンネルにいくと、知らない演奏家の演奏を聞ける機会が増えるから楽しい。
Wisconsin Public Radioのクラシック専門チャンネルも結構ローカルな演奏家の放送やってるし、日本のNHKでは絶対聞かないような曲目もやってるから面白いです。