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渡米生活。(日記)

渡米生活。本家から切り離しました。あまり渡米生活に関係のないプログラムネタや音楽ネタなど。

リストの超絶技巧練習曲

最近リストの超絶技巧練習曲にちょっとハマって、試し聴きの範囲を超えてきたので、MP3買うことにした。
全曲版が欲しいので、全曲録音していない人は除外して、今Classical Archivesで聞ける(アメリカ国内で)演奏を片っ端から聴いてみた。
全部は流石に聞き比べられないので、有名な第4番(マゼッパ)だけ聞いた感想。


Arrau, Claudio
流石に有名なだけあって、無難に聴けるし音の処理も丁寧。でももうちょっとリズム感が欲しいかな。

Jandó, Jenö
個人的な独断と偏見により(笑)、一番リストっぽいと思う。リストって、本当はこんな風にさも大変じゃなさそうに弾くところに醍醐味があるんじゃなかろうか、と、、、
なんか、悪魔的な香りがするんだよね(笑)。よく分からん喩えなのを承知で表現すると、パガニーニ的というか。矢印のシッポが生えてそう、というか(笑)

Ott, Alice Sara
丁寧な演奏。女性の細やかさが好きな人にはいいかも。
私はこの曲に関してはどっちかというと男っぽさを求めているので、今回はパス。

Berman, Lazar
これは色々なところで評価が高いようなのだけど、私にはちょっと流石に音源が古すぎる感じでした。
弦の古い音源はあんまり気にならない方なんだけど、ピアノはどうも音源が古いと耳障りな音になる気がするんだよねえ。
タダモノでない空気は伝わってくるんだが…

Lidsky, Mikhail
Bolet, Jorge
二人共丁寧な演奏なんだけど、私はもう少し拍子感がはっきり出ている演奏がいいので、今回はパス。

Kempf, Freddy
多分世間で言われている意味で、一番リストっぽい演奏。テクニックもあるし、迫力あるし、中間部の表現力もある。(というか、実は叙情的な曲の方が得意なのかも。3番とかいい感じだし)
こっちは悪魔でも角が生えてる悪魔、というか魔王、という感じ。

Ponti, Michael
リズム感はいい感じなんだけど、いかんせん音質が残念。
演奏家のせいではないので気の毒だが)

Simon, Laszlo
そんなに滅茶苦茶早い演奏というわけじゃないけど、疾走感がある。悪くない演奏だと思うけど、音の処理がちょっと雑に聞こえるところがある(録音のせいかもしれない)。


……と、勝手なことを書いたけど、録音の音質にもかなり振り回されてるので、シリアスなピアノFANの人は怒らないで下さい(笑)


で、結局どれを買うか迷って、絞り切れずにJandóとKempf両方買ってしまった。
全部聴いてみたけど、結構二人で違う演奏してて面白かった。


ちなみに、この中で事前に私が知っていた演奏家はArrauだけでした。
他はどこの国の人か、どのくらいの年齢なのかすら知らん、といった有様で、当然誰の弟子かとかもわかりません(笑)まあ、ジャケットみた感じ、Kempfは随分若そうだけど……